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平成28年2月現在、この「柏原市立小・中学校適正規模・適正配置審議会」は12回か13回ほど開催されている。はたして何人の議員が、この審議会の傍聴に出掛けているのだろうか? ちなみに一般市民の傍聴も可能である。いったいどういう人物たちがこの審議会のメンバーとなっているかは、いずれ詳しく公開する。 いずれの計画も市長お手盛りの委員会や審議会を利用し、そこに市民参加のアリバイづくりとして、いつも似たり寄ったりの顔触れを委員会や審議会のメンバーに加えているようである。 そしてそこで市長思惑の企みを決定させ、それを議会に挙げるわけである。議会は定数17名中、公明党や新風かしわら、政新会、柏原かがやきの会、市政クラブの面々で、いつも12、3名の何でもかんでも賛成の議員たちで軽く半数を超すから、どんなおかしな議案であろうが、多数決の原理で可決されてしまうというわけである。 (その6-2) 平成27年6月 定例会(第2回) 6月議会 ○ 新風かしわら山本修広議員の議事録公開 議事録掲載の中の棒線と緑字の部分は、原則、根拠となる法令や証拠資料に 基づく、当方の私見である。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 平成27年6月 定例会(第2回)-06月15日-02号
P.35 ○ 奥山渉議長 ○奥山渉議長 以上で一通りの答弁は終わりました。山本修広議員、再質問ありませんか。
P.35 ◆ 2番(山本修広議員) ◆2番(山本修広議員) ご答弁ありがとうございました。
(もうこの時点で、この議員はこの事業計画を受け入れてしまっていることが分かる。こうやって何でもかんでも賛成の議員の質問と答弁が、茶番劇場の議会で進んで行くわけである。)
P.35 ◎ 尾野晋一教育部長 ◎尾野晋一教育部長 議員お尋ねの今後の説明会等の話でございますが、学校の統合再編を進める上では、その関係校の保護者の方や地域住民の皆様の説明を行うことは非常に肝要であると考えております。そのため、このたびの当該業務委託料の予算をご承認いただきますことで、この柏原中学校区の学校施設統合整備事業というものがスタートラインに着くものであると担当は考えております。
(この当該当業務委託料の中身が一番重要であるが、この点を誰一人として質問する議員がいないのである。いったい何の予算なのか、市民にはまったく分からない。) したがいまして、この予算をご承認いただいた後に、まずは関係3校の学校関係者の方々と日程調整を含め十分協議し、その上で保護者や地域の住民の方々への説明を段階的に実施してまいりたいと、このように考えております。 また、その際には、現在柏原市立小・中学校適正規模・適正配置審議会のご審議をいただいてる中で、ご意見も参考にしながらその説明会等に進めてまいりたいと、このように考えております。
(審議会メンバーは、どうせ市長のお手盛り委員たちばかりなのだろう。)
P.35 ◆ 2番(山本修広議員) ◆2番(山本修広議員) ありがとうございます。
やはり、これ見ただけでも、すごく保護者の方、学校にかかわっておられる方の心配事が具体的に質問に上がってるのかなと思いますので、ぜひともこの事業を進めるに当たっては、地元の校区、中学校、小学校にかかわる皆様への住民説明、これだけは確実に丁寧に進めていただいて、ぜひとも進めていただきたいと思います。
(そのためには議員たち自身が、もっとこの事業に関する質問をして、市民の側にその情報を提供しなければならない。今の状況は、市長と教育委員会、そして議会が、ほとんどの情報を隠して、コソコソと計画を進めているようにしか思えない。) それと、この事業が推進していく場合、柏原小学校、東小学校、この跡地利用についてはどのようにお考えでしょうか。
(小中学校の統廃合が市民に受け入れられるのか、なんだか市長のハコモノづくりが狙いの感しかない統廃合がはたして子供たちの教育環境にどう影響があるのか等々、そっちの問題がこれから大騒ぎになるだろうに、跡地利用のことなど、なんともとぼけた質問である。)
P.36 ◎ 松井久尚政策推進部長 ◎松井久尚政策推進部長 学校施設等跡地利用につきましては現時点で定まっておりませんが、今年度着手をし、来年度にかけて策定をいたします柏原市公共施設等総合管理計画において、市内小・中学校施設の今後のあり方、また適正配置などを含めまして、公共施設全体についての基本的な方針を定めてまいりたいというふうに考えております。また、個別の事案につきましては、丁寧に、市議会や市民の皆様からご意見を頂戴しながら慎重に判断をしてまいりたいというふうに考えております。
(結局こうやって、とぼけた答弁しか返ってこない。)
P.36 ◆ 2番(山本修広議員) ◆2番(山本修広議員) ありがとうございます。跡地利用についても今はまだ未定ということですけれども、やはりこのあたりも住民の方心配しておられる方がおられますので、ぜひとも非常に丁寧なご説明だけはよろしくお願いしたいと思います。
それと、公共施設のあり方についてですけれども、今年度から公共施設等総合管理計画を始められるということですけれども、非常に、各市内の公共施設の寿命が近づいてきているということは、すごく今しわ寄せが来ているのかなと思いますので、この管理計画についても早急に、丁寧に進めていただきたいと思いますので、そのあたり要望させていただきます。
(この質問はかなり重要な問題である。質問時間の関係もあるのだろうが、こういう問題は、さらっと流して要望で終わるような質問の案件ではない。) 続きまして、整理番号6と7の耐震化についてでございますけれども、ここで耐震化の予算を削ってしまっては、いつ地震が起こるかわからないというやはり不安要素がございます。このあたり防災についてはどのようにお考えでしょうか。
P.36 ◎ 尾野晋一教育部長 ◎尾野晋一教育部長 防災に関しましてですけれども、現状で考えておることはと申しますと、このたびの整備事業を着手することになりましたら、その関係3校につきましては、児童生徒の安全確保の観点から、防災教育でありますとか、あるいは防災訓練など、それらをより一層充実させていくことが必要と、このように考えております。
(よくもそこまでほったらかしにして来たものである。誰も行かないゴミ処分場跡地に建設された疑惑まみれの竜田古道の里山公園や、そこに重ねて建てられた疑惑隠しの自然学習施設が、何千万、何億もの市民の血税を喰いつぶしていいることを考えれば、如何にこの「まち」が、行き当たりばったりの市政運営で進んでいるかがわかる。)
P.36 ◆ 2番(山本修広議員) ◆2番(山本修広議員) ありがとうございます。
P.36 ◎ 尾野晋一教育部長 ◎尾野晋一教育部長 教育環境の充実、あるいは改善につきましては、先ほど答弁させていただきましたけれども、施設面では議会のほうからの教室環境の決議もいただいておりますことから、クーラー等の空調機の設置、また、洋式トイレの設置等を図ってまいりたいと、このように考えています。あと、学力面につきましても、先ほども答弁もありましたように、教師、教員が、小・中の教員が日常から顔を合わすことで、今以上の連携が図れると、これについてはさらなる学力向上の取り組みにもつながるものと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
P.37 ◆ 2番(山本修広議員) ◆2番(山本修広議員) すみません、あと関連して1点だけご質問させていただきたいんですが、よろしいでしょうか。
P.37 ○ 奥山渉議長 ○奥山渉議長 許可いたします。
P.37 ◆ 2番(山本修広議員) (もうすっかり小中学校の統廃合を目的とした、市長と教育委員会の思惑で進む民間活力導入の事業計画(ハコモノづくり)が決定してしまったかのような前提でお伺いを立てているが、おそらく教育長の答弁ともすり合わせをして質問をしているのだろう。こうやって新人議員も腐った市政に染まっていくのである。) P.37 ◎ 吉原孝教育長 ◎吉原孝教育長 ご紹介いただきましたように、柏中、柏小の卒業生でございます。昭和43年に柏原小学校、昭和46年に柏原中学校を卒業いたしました。いずれも思い出深い学校でございます。当時からすれば学校の様子も随分変わりました。柏原小学校は当時全校舎が木造でございましたが、6年生の途中ぐらいだったと思いますが、校庭の南側に鉄筋コンクリートの3階建てが建設をされました。先生方からは卒業までに新校舎に短期間でも入れてやろうというふうなことをわくわく聞いておりましたが、結局工期がずれ込んで、その竣工前の校舎をバックにした記念写真だけということになりました。非常に残念だった思いがございます。 柏原中学校では、JRの線路に一番近い鉄筋の校舎が3年生の校舎になっておりました。その当時は唯一の鉄筋校舎でございまして、最高学年が使っておりましたが、友達が泡消火器の中身をぶちまけるというふうな事件もありまして、それほどきれいではなかったように覚えております。それらの校舎は今もございます。思い出のいっぱい詰まった懐かしい校舎がなくなってしまうのは悲しい面もございますが、今の、そしてこれから生まれてくる子どもたちが空調などのアメニティーも整った新しい学校で一生懸命学んでくれることを思えば、きっとこのほうがよいのではないかと思っております。 さらに、学校の施設そのものに対する思い出以上に、そこで出会ったひとたちとの思い出のほうがいつまでも強く心に残るものだということを、5年前、小学校の恩師、そしてこの春に同い年の親友の葬儀に改めて感じたところでございます。先生との9年間を通したかかわり、学年を越えた9年間の児童生徒の交流、そして地域との連携、そのようなつながりが希薄だと言われている今だからこそ、これからの子どもたちにはそんなところもしっかりと味わってほしいと思っております。
(一方では子育てナンバーワン、教育環境ナンバーワン、人を増やす、子供たちを増やすと言いながら、みずから過疎化の「まち」が採る小中学校統合の道を進もうとしているのである。柏原市内でも子供たちの数が増えている地域が出てきているのに、どうしても市長主導のハコモノづくりがしたいようである。) そして、この一体型の小中連携校が持つ可能性は、柏原の未来の教育を大きく変えていくものであると信じております。その一方として、今回この予算をお願いしているところであり、市議会の皆様方はもちろん、それぞれの学校の同窓会や地元の方々にも十分にご理解をいただけるよう、努力をしてまいりたいと考えております。
(こんな重要な問題を、なにを根拠に信じていると言っているのか知らないが、今、市長と教育委員会がやろうとしていることは、決して信じている信じていないの類でやる事業ではないはずである。あまりにも短絡思考で進んでいるようにしか思えない。) P.37 ◆ 2番(山本修広議員) ◆2番(山本修広議員) ありがとうございます。
そういった子どもたちの環境のことも考えながら、しかしながら教育のことも考えながら、やはり20年後、30年後の柏原市を担っていく子どもたちをぜひとも守っていただきたいと思いますので、そのためにもこの一連の事業に関しては、住民の皆様には丁寧に丁寧にご説明いただいて、ぜひともご理解をいただけますよう、そのように取り組んでいただけますよう要望させていただきます。よろしくお願いいたします。
(もっとはっきりと、「広報が足りない、周知が足りない、説明が足りない、これでは市民や保護者の理解は得られない。」と指摘をするのが議員の仕事である。この事業計画の具体的な内容など、ほとんどの市民が知らないことは議員たちも分かっているはずである。) 続きまして、整理番号8番、空き家対策についてですけれども、非常に、ありがとうございます。当会派で申し上げて、ずっと申し上げてまいりましたが空き家バンク制度、そういったことにも取り組んでいただいておるようで、非常に安心をしております。家や土地は個人の財産ではございますけれども、固定資産税というものがございます限りやはり市の財産でもあるかと考えます。
持ち主に適正管理をしていただきまして、また空き家に再度入居していただき、人口増加においても非常に重要な策と考えます。引き続き他市の研究も行っていただいて、進んでいる空き家対策をぜひとも柏原市で実現していただけたらなと思いますので、よろしくお願いいたします。
(空き家対策の問題点を指摘、あるいは対策の実態などを質問するべきだが、これもただのヨイショで終わっている。) 続きまして、国民健康保険事業、市の取り組みについては了解いたしました。今年度も前年度繰上充用金が計上されておられますが、これについては移行後の取り扱いはどのようになるんでしょうか。
P.38 ◎ 岡本彰司市民部長 ◎岡本彰司市民部長 お答えいたします。
P.38 ◆ 2番(山本修広議員) ◆2番(山本修広議員) ありがとうございます。 (「確実に解消はしていけるだろうということでご答弁をいただきました。」ということだから、この点は、必ずその結果を確認することを忘れてはいけない。これまでの記事録の検証では、だいたいが質問のしっぱなし、答弁もしっぱなしで終わっている。議員たちにとってはこの議事録こそが仕事の証であるし、常に、年次を遡った市側の答弁と現在の市政運営とを対比しながら、質疑や質問、そして追及などを準備するべきである。) 続きまして、文化財、取り組みについては理解いたしました。引き続き、資料館、鳥坂寺整備に関して鋭意推し進めていただき、柏原市の文化遺産を継承していっていただきたいと思います。 ところで、文化庁では、文化財としてだんじりやみこしなども含まれております。柏原市内でも、ほぼ各町がだんじりや太鼓台を所有し、先日、上市地区でも新しいだんじりの入魂式、試験引きが盛大に開催され無事に終了されました。こういった柏原市内のだんじりなど、文化財としての魅力と同時に、観光資源の一つのツールと考えますけれども、市はどのようにお考えでしょうか、お伺いいたします。
P.38 ◎ 奥田隆一にぎわい都市創造部長 ◎奥田隆一にぎわい都市創造部長 お答えいたします。 今年度は、地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金を活用いたしまして、まちの魅力発信事業として地域資源のポスターなどを主要駅に掲示し、市外からの交流人口の増加を図る取り組みを進めております。ポスターには、本市の魅力再発見としてフォトコンテストの募集についても掲載を予定しており、歴史を感じる風景もテーマの一つとして取り上げる予定をしております。今後は、フォトコンテストで応募のありました作品集を有効活用し、文化財を初めとした地域資源の情報発信に努めてまいりたいと考えております。 (相変わらずの紙事業である。人はたとえ「絵に描いた餅」でも仕事をした気になるという勘違いをする生き物である。特に広報誌やポスターなどは記事や写真を載せただけで満足してしまうから、議員たちはそういうところをしっかりと監視していく必要がある。 とはいえ議員の中にも、行事参加のパーフォーマンス写真を貼り付けた活動報告で仕事をした気になっているバカ議員がその辺にゴロゴロしている。市民・有権者の側は、そういうところをしっかりと見極め、次の選挙での投票の判断材料に生かせば、今、週刊誌やテレビを騒がせているどうしようもないバカ議員の誕生は、いくらかは防げるはずである。)
P.39 ◆ 2番(山本修広議員) ◆2番(山本修広議員) ありがとうございます。
先ほどもご答弁いただきました史跡などの説明板、そういったものも各だんじりの前に、どういった町から来てどういっただんじりであるとか、そういった説明板があってもおもしろいのかなと、だんじり好きのファンの方にとっては大変おもしろいのかなと、そういった形で柏原中を回っていただけるということも考えられますので、ぜひともそういったことも視野に入れながら、観光施策の一つのツールとしてもぜひともご活用いただいて、柏原ににぎわいをつくっていただければと思います。
(質問する側が、「思います。思います。」の連発では、答弁する側は楽勝である。) 最後に、サンヒル柏原につきましてお伺いいたしました。いろいろと公募型プロポーザル方式により事業者を募集されて、あさってですか、6月17日には第二回サンヒル柏原運営事業者選考委員会がまた開かれるということでご答弁いただきました。単刀直入に聞きますけれども、売却されることはございますか。
P.39 ◎ 奥田隆一にぎわい都市創造部長 ◎奥田隆一にぎわい都市創造部長 売却はございません。
P.39 ◆ 2番(山本修広議員) ◆2番(山本修広議員) ありがとうございます。
(この「売却はございません。」のあとに、さらに突っ込んで質問あるいは追及すべき案件があるのに、「ありがとうございます。」で終わっては、これまた質問の意味も無しである。 事業者の決定を見守りながら、引き続きこの経営状態についても改めて見守り続けたいと考えております。
(議員の側は、事業者の決定をただボーッと見守っていてはいけない。サンヒル柏原財団の経営破たん、貸付金等の借金は未返済のままの解散、事業者決定と郵便入札による柏原市立保育所児童給食業務の落札業者との関連等々、いずれ売却されるであろうサンヒル柏原は、問題点だらけである。) 非常に駆け足で質疑応答させていただきましたが、最初に戻りますけれども、やはり学校の問題、学校の問題に関しては、何より地域住民、今通っておられる先生方、生徒の皆さん、保護者の皆様のことに関しても重々住民説明のほうだけ丁寧に進めていただけますようよろしくお願いいたします。 (そのとおり、この計画はこの「まち」にとっては、相当大きな事業である。特に学校の統廃合という、子供たちや、保護者、そて地域にとっては極めて大きな問題である。あのほとんどの市民が行くこともない、見ることも無い裏山のゴミ埋立跡地の公園建設とはまったく状況が違うことを分かっておくべきである。この問題は、今、その事業の詳細を検証中であるが、なんでこの壮大な事業を、市民に見えないところでコソコソやっているかが不思議でならない。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 次回ここから P.39 ○ 奥山渉議長 ○奥山渉議長 以上で山本修広議員の質疑・質問を終わります。
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| 2016-02-12 23:54
| O過去議事録ほか/柏原市議会・定例会
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