人気ブログランキング | 話題のタグを見る

腐蝕の柏原城を暴く!!!/このプログは議会傍聴や入手資料等の証拠に基づく悪党一派の悪事と不透明かつ疑惑案件等の検証記事(ほぼノンフィクション)である。若干の私見は入るが全て事実に基づくものである。/ (代表:中山雅貴)
by rebirth-jp
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
全体
◆腐蝕の柏原城は行政を騙る犯罪組織か!?
◆執行機関・附属機関の委員名簿一覧
◆まちの発展と公金を喰い潰す要綱行政◆
◆悪事・悪策の背後に柏原市例規審査会
◆腐蝕の柏原城/無法組織~腐敗の構図
◆◆◆コロナ対策は情報公開が全て◆◆◆
◆◆柏原市区長会は生きた亡霊組織◆◆
◆大阪維新を騙るふけ市政/隠ぺい政治の闇
◆無関心と沈黙のまち/第1章~あゆみ
◆腐蝕の柏原城が抱える深刻な「病」
◆組織の病/柏原市職員の分限・懲戒処分
◆政治の腐敗やクズ政治家は選挙で裁け!!
◆◆落選運動再開/選挙という法廷で裁け◆
◆地方議会/自分党議員ばかりの議会ごっこ
◆地方政治と議会はこうやって腐っていく
◆【広報かしわら】から見える腐敗政治
◆広報かしわら/不可解な補助金・配布費用
◆公募型プロポーザルと盗っ人要綱の闇
◆自治労市職員労働組合と冨宅市政は一体…
◆維新の正体/騙り・似非・クズでも数の内
◆情報公開請求で維新を騙るムラ政治を暴く
◆令和は悪党一派との真の闘い/方針も転換
◆◆◆財務会計システムの検証◆◆◆
◆陳情書ほか/議会選出の監査委員は不要論
◆柏原市役所新庁舎建設問題
◆行政協力委員名簿一覧/過去13年間
◆柏原市区長会区長名簿一覧/過去17年間
◆社会福祉協議会と区長会の関係が不可解…
◆訴状等公開/区長会の補助金不正は底無し
◆悪政の根源~115区長会(山西システム
◆区長会の無謬性は区長と役所の共同幻想
◆長期32年山西システムは悪のモンスター
◆タカリ・寄生虫体質のムラモンスター
◆115区長/多額報酬・補助金は餌か!?
◆地域担当職員制度の正体は選挙基盤
◆住民監査請求/H27区長会補助金不正
◆住民監査請求/区長会遅延利息賠償請求
◆住民監査請求/区長会活動補助金返還請求
◆◆各種住民監査請求書綴り◆◆
◆◆監査結果から見える柏原市政の体質◆◆
◆◆監査委員の形骸化と機能不全を検証◆◆
◆ノンフィク【業者潰しで副市長に抜擢】編
◆柏原市入札問題/腐蝕の柏原城の闇
◆補助事業/史跡鳥坂寺跡公有化1億円の怪
◆指定管理者制度/これもムラ政治の温床か
◆市長の付属機関は機能しているのか
◆陳情書/議会選出の監査委員は不要論
◆知る権利/情報公開/行政側の抵抗
◆審査請求書提出/不開示・隠ぺい・虚偽…
◆郵便入札に疑惑!!/保育所児童給食業務
◆電子入札に疑惑/腐蝕の柏原城にも…
◆柏原病院また不正入札疑惑(見積合わせ)
◆黒塗り隠ぺいタカリ体質に対する審査請求
◆百条委員会調査結果報告書の全文を公開
◆竜田古道の里山公園裁判/3事件裁判中
◆訴状/地方財政法違反:負担を3市に戻せ
◆竜田古道の里山事件/UR②住民訴訟
◆竜田古道の里山事件/NPO②住民訴訟
◆サンヒル訴訟/訴状・控訴状・準備書書面
◆第三セクター破産事件/サンヒル柏原訴訟
◆サンヒル柏原にまた新たな疑惑が浮上
◆寄附金2500万円疑惑/サンヒル柏原
◆債権0円不服提訴は権限乱用か/サンヒル
◆第三セクサンヒル柏原の破綻と負債のツケ
◆住民監査請求/サンヒル柏原・あかねの宿
◆あかねの宿撤退で業者叩き/新たな疑惑
◆賃貸しのサンヒル柏原事業に市は関わるな
◆サンヒル柏原スポーツセンター
◆住民監査請求/サンヒル派遣嘱託賠償請求
◆住民監査請求/維新・新風かしわら事件
◆柏原市にも森友事件・・・
◆疑惑の土地取得/国分中学グランド隣地
◆疑惑まみれのJ社宅跡地購入の真実
◆柏原市水道事業管理者(冨宅正弘)問題
◆柏原市土地開発公社は廃止・解散すべき
◆市立柏原病院の赤字補填は膨らむばかり
◆柏原市の大疑獄事件を暴く/(1)
◆柏原市の大疑獄事件を暴く/(2)
◆岡本泰明・中野隆司市長/腐敗政治の正体
◆百条案件・疑惑の数々/岡本市政の正体
◆百条案件・疑惑の数々/中野市政の正体
◆百条議会傍聴/岡本泰明市長の嘘吐き答弁
◆疑惑まみれの竜田古道の里山公園の真実
◆百条傍聴/吉田副市長ほか参考人に矛盾
◆ NPO柏原ふる里づくりの会に疑惑
◆虚偽公文書作成罪・同行使罪は重罪
◆疑惑/根抵当地を固定資産税の3倍で借上
◆広報かしわら/新春放談の意味 腐敗政治
◆腐蝕・柏原城のまちづくりは失策続き
◆プレミアム商品券事件に地元市議が関与か
◆森組採石場跡地問題が時々顔を出す
◆ごみ事業(合特法)に疑惑が再浮上!!!
◆商店街活性化支援事業で何をした!?
◆兼々役職/給与かさ上げの問題
◆柏原市農業委員会とは・・・
◆汚れた第4次柏原市総合計画は見直せ
◆市長の有害鳥獣駆除報酬と会計報告に疑惑
◆怪文書/市議会に出回る 犯人はコイツだ
◆柏原版事業仕分けは夢ものがたり
◆道徳心と反道徳/頑迷と頑固の違い
◆東日本大震災義援金の送金と現在残高は?
◆補助金交付の実態/バラマキ行政のツケは
◆ハコモノ・公共施設/血税を食いつぶす
◆国も地方も議会は死んだか!?
◆◆柏原市例規集◆◆
◆「歳入歳出決算書」から市政の腐敗を暴く
◆5.17住民投票/大阪都構想の結末は
◆市政運営方針演説/H24以降~
◆維新・中野隆司市長のリコール運動と結果
◆過去議事録ほか/柏原市議会・定例会
◆柏原市長選挙関係/腐敗政治の禅譲
◆H29年2月の柏原市長選挙戦動向
◆なぜクズ議員ばかりが生まれるのか!?
◆体たらく議会に籠る税金泥棒たちの正体
◆柏原市議会編/あんなことこんなこと
◆元市議逮捕の背景にあるもの/深い「闇」
◆不都合な真実を議会(議長たち)が隠ぺい
◆市議会だよりとF.Bで分かる議会の体質
◆地元市議が関与の市長専決に疑惑と不透明
◆当選人失格議員/柏原市議に複数議員!?
◆府議会議員選挙の動向・定数減の影響
◆H29年9月の柏原市議選挙動向
◆河内新聞/東大阪市・八尾市・柏原市版
◆謹賀新年/H25~H29年
◆安部が戦争へ舵を切った日!!!
◆裁判所の正体/絶望の裁判所・日本の裁判
◆決裁欄から逃げる市長と副市長の姑息さ!
◆ノンフィク【区長会はムラモンスター】編
◆自治労柏原市職員労働組合と市長は一体
◆未分類/天・地・人、政治・事件…ほか
◆ノンフィク【悪政の根源115区長会】編
◆非常勤職員(執行機関・付属機関)の正体
◆JR柏原駅東の広告看板は誰が建てた!?
◆◆◆柏原市財務規則の検証◆◆◆
べんこ
弁護士
未分類
以前の記事
タグ
検索
画像一覧
その他のジャンル
関係の行政文書は不存在!!!/この嘱託職員に与えられた特命事項の仕事とはいったい何だったのか???


誰もが予想していた第三セク・サンヒル柏原の経営破綻

この不良物件・施設に

10億円近い市民の血税が喰いつぶされた!!??


それにしても当時の岡本市長は

いったい何を考えて

この施設を購入してしまったのか!!!

財団の理事長職に就いて自身のカネ儲けでもしたかったのか!!??


関係の行政文書は不存在!!!/この嘱託職員に与えられた特命事項の仕事とはいったい何だったのか???_b0253941_19003079.jpg

(そ18)

第三セクター・サンヒル柏原の経営破綻と

財団が市民に残した7800万円の負債のツケ


経営破綻をした第三セク・サンヒル柏原に市が派遣していた嘱託職員(定年退職後に嘱託嘱託職員として採用)は、退職までの5年間、いったいどんな仕事をしていたのか???


この職員の職場が第三セク・サンヒル柏原であったことは分かっているが、その仕事の内容がさっぱり分からない。


O行政文書不開示決定通知書の内容は

なんと文書不存在である

関係の行政文書は不存在!!!/この嘱託職員に与えられた特命事項の仕事とはいったい何だったのか???_b0253941_23112037.jpg
総務部総務課(2年間)
政策推進部企画調整課(1年間)
政策推進部まちの魅力づくり課(1年間)
にぎわい都市創造部まちの魅力づくり課(1年間)
それぞれの課に関する特命事項の業務内容の下命を受けて
およそ5年間
第三セク・サンヒル柏原に配置されていたという
特命事項の業務内容は不明である
これでは5年間サンヒル柏原で遊んでいたと思われても仕方があるまい
まさしく税金泥棒である!!!


これについては平成273月定例会の本会議の中で、公明党の中村保治議員が「サンヒル柏原は市が所有しております。したがって、建物管理、各種健康増進事業等の支援や経営状況及び資産・債務等の把握のため担当職員を配置することは、市の責任として当然であります。」と発言しており、これが特命事項の業務内容と思われる。

本会議でこういうはっきりとした発言をしているということは、事前に主担課の職員と擦り合わせをしているはずであるから、これを特命の業務としいることはほぼ間違いがないはずである。


だが、市はこの特定事項の業務内容を示す文書が存在していないというのである。しかもほぼ5年間、第三セク・サンヒル柏原に派遣されていながら、この嘱託職員の所属先は、最初の2年間が総務部総務課、業務内容が総務課に関する特命事項次の1年間の所属先は政策推進部企画調整課で、業務内容は企画調整課に関する特命事項その後の1年間の所属先が政策推進部まちの魅力づくり課で業務内容はまちの魅力づくり課に関する特命事項最後の1年間の所属先がにぎわい都市創造部まちの魅力づくり課で、業務内容はまちの魅力づくり課に関する特命事項となっている。


つまりこの職員は総務課に関する特命事項企画調整課に関する特命事項まちの魅力づくり課に関する特命事項、この3つの所属先に関する特命事項を業務としながら、5年間、第三セク・サンヒル柏原に派遣されていたわけである。職場は、終日、サンヒル柏原でありながら、総務課に関する特命事項、企画調整課に関する特命事項、そしてまちの魅力づくり課に関する特命事項・・・、まったく意味不明の特命事項である。


さらにこの職員については、この特命事項の仕事を持ちながら(実態は不明)、嘱託雇用1年目の平成236月議会の初日に、当時の岡本泰明市長がこの人物を副市長の選任候補者として議会の同意を求めている。結果は議会の同意を得られず、副市長就任が叶わなかったが、なんと岡本市長は日程2日目の620日の本会議で、この人物を副市長候補者とする再議を求めているのである。もちろん再議は認められなかったが、よほど議会(議員たち)が舐められているとしか言えない。


この職員は定年退職までの数年間、市長の右腕として市長公室長の任に当たっていた。その間、様々な不透明案件や疑惑の案件を市長公室長として主導している。おそらく嘘吐き・デタラメ市政を続ける岡本市長にとっては最大の功労者であったと想像される。


そういう事情から当時の岡本市長は、そのままこの人物を副市長の職に就かせて側近に置いて置きたかったと思われる。だが、この市長公室こそが市政始まって以来の大疑獄事件、竜田古道の里山公園事件を主導した拠点・部署であったのである。この市長公室は岡本市長の退任とともに廃止されたが、まさに悪の枢軸として市政をズタズタにしてしまったのである。


この市長公室が持っていた絶大な権力と諸々の事務事業は、そのまま現在の中野市長直下の政策推進部に引き継がれ、さらに悪質化している感がある。この政策推進部長がとうとう副市長(松井久尚副市長)に就いてしまったが、これに同意をした議会(賛成をした議員は11人)には、その頭の中身にあきれるばかりである。そして中野市長とこの政策推進部が進める市政運営は、ますます行政の不透明化と疑惑の案件ばかりが目立っている。



下記は、当時の岡本市長がこの人物を副市長候補者として、議会に選任の同意を求め、結果、反対9票、賛成7票の、反対多数で、同意が否決された経緯である。この否決で市長は再議を求めたが、それも否決をされている。その後この人物は、退職までのおよそ5年間、業務内容不明の特命事項を名目に、第三セク・サンヒル柏原に派遣されていたわけである。その挙句の果てが、第三セク・サンヒル柏原(財団)の経営破綻である。およそ7800万円の負債が市に残されたままである。


(柏原市議会議事録から引用)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【 平成23年 6月 定例会(第2回)-0606日-01号 】

  --------------
○寺田悦久議長 次に、日程第6、議案第35号 副市長の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに説明を求めます。
     〔岡本泰明 市長 登壇〕


◎岡本泰明市長 議案書の63ページをお開きいただきたいと存じます。
 議案第35号 副市長の選任につき同意を求めることについてでございます。
 副市長の辰巳英彦氏から一身上の都合により平成23年6月5日をもって退任したいとの申し出がありましたことから、後任の副市長を選任することにつきまして、地方自治法第162条の規定により議会の同意を求めるものでございます。


 人事案件参考資料の1ページをお開き願いたいと存じます。
 ご審議をお願いいたしますのはOOOO氏でございます。住所は柏原市OOOOOOOOOOOOでございます。昭和26OOO日生まれ、60歳であられます。職業は公務員でございます。


 略歴といたしましては、昭和48年4月、柏原市に勤務、その後、健康福祉部社会福祉課長、市長公室長を経まして、本年4月から柏原市嘱託職員の職にあります。
 OO氏は、行政経験が豊富で、また人格、識見ともに申し分のないことから、その選任につきましてご同意賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
 なお、副市長の任期は4年でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


 経歴書は、議案書に添付いたしております。そのとおりでございます。どうぞよろしくお願いをいたしたいと思います。どうもありがとうございました。


○寺田悦久議長 以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。--別にないようです。よってこれにて質疑を終結いたします。
 本件については、委員会付託及び討論を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
     〔「異議なし」の声起こる〕


○寺田悦久議長 ご異議なしと認めます。よって本件は委員会付託及び討論を省略することに決しました。
 直ちに採決いたします。
 議案第35号 副市長の選任につき同意を求めることについての採決は、無記名投票をもって行います。
 議場の閉鎖を命じます。
     〔議場閉鎖〕


○寺田悦久議長 ただいまの出席議員数は17名です。投票用紙を配付いたします。
     〔投票用紙配付〕


○寺田悦久議長 投票用紙の配付漏れはございませんか。--配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めます。
     〔投票箱点検〕


○寺田悦久議長 異状なしと認めます。
 念のために申し上げます。投票は無記名による投票で、副市長の選任につき同意をする議員は賛成を、副市長の選任につき同意をしない議員は反対を丸で囲んでいただきます。なお、賛否の明らかでない票につきましては反対票とみなします。
 それでは、点呼に応じて順次投票願います。点呼を命じます。


◎塩谷修事務局次長 それでは、議員各位の議席番号と氏名を読み上げますので、順次投票していただきますようお願いいたします。
     〔氏名点呼・各員投票〕


○寺田悦久議長 投票漏れはありませんか。--投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。議場の閉鎖を解きます。
     〔議場開鎖〕


○寺田悦久議長 これより開票を行います。柏原市議会会議規則第73条の規定により、立会人に中野広也議員及び大坪教孝議員を指名いたします。よって両議員の立ち会いを願います。
     〔開票点検〕


○寺田悦久議長 立会人は自席にお戻り下さい。投票の結果を報告いたします。
 投票総数16票、有効投票16票、無効投票ゼロ。有効投票中、賛成7票、反対9票、以上のとおり反対が多数であります。よって議案第35号は同意しないことに決しました。
  --------------


【 平成23年 6月 定例会(第2回)-0620日-02号 】

  --------------
○寺田悦久議長 日程第2、議案第35号 副市長の選任につき同意を求めることについての再議の件についてを議題といたします。
 本件は、先ほどの議会運営委員会委員長の報告にありましたように、6月6日の会議において議決した議案第35号について、岡本市長から地方自治法第176条第4項の規定により再議に付す旨の文書が提出されたものであります。
 岡本市長から、再議に付した理由の説明を求めます。
     〔岡本泰明 市長 登壇〕


◎岡本泰明市長 皆さん、改めましておはようございます。
 再議の提出理由についてご説明をいたします。
 今議会で提案いたしました議案第35号 副市長の選任につき同意を求めることについてでございます。


 同件は反対多数で否決となりました。しかしながら、その決定に参加された議員につきましては、議員資格のない者が加わっての議会の議決である場合には議会の議決の権限を超えた議決となり、無効となるものでございます。


 現在、本市を被告として継続中の裁判、一審、二審は市が勝訴いたしております、及び柏原新聞社を被告として結審されました裁判におきましても、裁判所は本市市議会議員であるOOOO氏が有限会社OOOOOOOの実質的オーナーであり、経営者であるということを裁判所が認めておるところでございます。このことにかんがみ、これにつき柏原市議会において調査をしていただきたいと存じます。その調査をした結果、議員資格を有する者である場合につきましてはともかく、有していない場合においては当該議決は無効であり、再議決の必要があります。このため、当該議決については再議に付すこととし、柏原市議会において調査の上、決定していただきたいと存じます。


 以上の理由により異議がありますので、地方自治法第176条第4項の規定により再議に付するものであります。どうぞよろしくお願いいたします。


○寺田悦久議長 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑ありませんか。別にないようです。よってこれにて質疑を終結いたします。
 本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
     〔「異議なし」の声起こる〕


○寺田悦久議長 ご異議なしと認めます。よって本件は委員会付託を省略することに決しました。これより討論に入ります。討論の通告が出ておりますので、中野広也議員の発言を許可いたします。
     〔18番 中野広也議員 登壇〕


18番(中野広也議員) 中野でございます。
 ただいまの市長からの理由説明でございますが、このたびの再議について一言申し上げたいと思います。


 地方自治法第176条第4項の規定とは、法令もしくは会議規則に違反すると認めるとき、長は理由を示して再議に付すというものでございます。再議に付された議決は無効となります。すなわち、副市長の選任同意が不同意になった議決が無効になったわけでございます。
 違法であるとの認定権は市長にあるわけでございますが、その理由には違法であることの客観的事実が必要とされております。しかしながら、議決の手続や内容に違法事実があるとは思えません。


 まず、この再議書の理由において、議員資格のない者が加わっての議会の議決がある場合は無効とか、議員資格を有していない場合においては議決は無効とあります。このような再議書は客観的事実をあらわしているとは言えず、違法事実の記載がないため、適法な再議書とは言えないものであります。疑いだけで議決まで無効とされては、私といたしましても、議員各位におかれましても、市民に説明のしようがないのであります。


 また、市長は議員資格について議会での調査を要求されておりますが、議員の資格決定は、議会の自律権に基づき、その発案及び要求は議員に専属し、市長には認められておりませんので、ご理解いただきますようお願いいたします。


 次に、議員の資格について説明します。
 議員が兼業、請負の禁止によりその職を失うのは、議員による資格決定要求書の提出を経て、資格審査特別委員会での審査の後、本会議で出席議員の3分の2以上の賛成により失職するものであります。また、失職の効果は決定のときから生ずるとの行政実例があり、今後仮にこのような議決があったとしても、6月6日の議決に影響することはありません。


 現在、柏原市議会議員は17名でございます。いずれの議員も公職選挙法、地方自治法に基づき、適正に議員資格が認められております。また、本定例会は、柏原市議会会議規則等に基づき、理事者提案などを審議するため議会運営委員会を開催し、各委員が慎重に審議し、適正な議会運営を目指しております。柏原市議会を構成する議員において、議長を除く16名が表決を行い、適法な手続で議決した案件を無効とされるのは非常に残念なことと申さねばなりません。議員各位におかれましては以上の点をご理解いただき、ご賛同をお願いするものであります。


○寺田悦久議長 他に討論の申し出もありませんので、これにて討論を終結いたします。
 これより採決をいたします。採決の方法は、起立をもって行います。念のため申し添えますが、この採決において起立するのは、さきの議決は適法な、すなわち法に反しない議決であったとする場合になります。


 それでは採決をいたします。本件をさきの議決のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕


○寺田悦久議長 起立多数と認めます。よって議案第35号 副市長の選任につき同意を求めることについての再議の件については、さきの議決のとおり決定いたしました。
  --------------

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


特命事項の業務を命じながら、まるで副市長就任までの腰掛として、議会同意までの3ヶ月間を第三セク・サンヒル柏原に配置していたとしか考えられないが、あとの第三セク・財団の経営破綻と解散手続きへの流れを見れば、この嘱託職員はおよそ5年間、サンヒル柏原で遊んでいたと思われても仕方があるまい。


現在、前市長の岡本泰明氏、初代財団理事長の岡本泰明氏、二代理事長の笠井和憲氏、現市長の中野隆司氏、そして特命事項の業務の任に当たっていた職員OOOO氏らの責任問題を検証中である。これも本来は議会(議員たち)がやるべき仕事であるが、かれらはいつものとおり、見ざる・言わざる・聞かざるの姿勢を貫き、市政にはまったく関心が無いようである。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


柏原市長選挙まで

206日



by rebirth-jp | 2016-07-21 23:12 | O第三セクサンヒル柏原の破綻と負債のツケ
<< 悪政の根源として「まち」に深く... 時の市長の後援会化団体とも言わ... >>


ブログジャンル
記事ランキング
最新の記事
腐蝕の柏原城に籠る悪党一派を叩き潰せ!!!
市民の血税を喰い潰すタカリ集団…、選挙目的で公金をバラまくムラ市長…、柏原市区長会制度(山西システム)にしがみ付くムラモンスター一派…、ムラしがらみにまみれた腐蝕の柏原城を根城にする悪党一派を叩き潰さなければ、このまちに未来は無い!!!

連絡事務所
(中山)
TEL 090-3654-5695
FAX 072-915-3798
メール
rebirth-jp@outlook.jp
外部リンク
ファン
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
ライフログ
ブログパーツ