金曜日(9月16日)、たまたま用事で東住吉区役所の窓口で証明書の申請手続きをしたが、受付業務、フロアの職員の見事な対応に感心してしまった。
来庁する市民にすぐに声を掛けてくれ、てきぱきと動くフロアマネージャーや窓口業務の的確な対応に、これぞ市民のための役所かなというおもいをしているうちに、あっという間に要件も終わってしまった。
決してお世辞ではない。各地の役所の受付業務やフロアマネージャーに携わる者は、一度、要研修ものである。必ず参考になるはずである。
それともう一点、役所内階段通路の自動販売機の缶コーヒー等がいずれも百円均一となっていたことに驚いた。関係者に聞くと、これも大阪維新の橋下効果らしい。つまり入札の実施で、業者が値を叩かれているということである。
業者はしんどいだろうが、こういうところでも橋下効果は出ていることになる。市民にとってはありがたいことである。
さて我が「まち」柏原の市政改革は・・・。残念ながら、一つの改革も発展も無く、半世紀も昔のしがらみにまみれた「むら型政治」が、市民の血税を喰い潰しているだけである。
O下記は、東住吉区役所ホームページから関連部分を原文のまま抜粋したもの
(柏原市ではフロアマネージャーを地域連携課が採り入れている。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
平成27年2月から窓口サービス課業務の一部を民間事業者に委託します
東住吉区役所では、市民サービスの向上と効率的な業務運営をめざし、住民票・印鑑証明・戸籍に関する証明書の発行や住民異動届の入力作業を、公募型企画プロポーザルにおいて選定された、民間事業者に委託します。
なお、窓口での手続き内容に変更はありません。区民の皆さまのご理解・ご協力をお願いいたします。
株式会社 ジェイ エスキューブ
平成27年2月1日から平成30年1月31日まで
· 各種証明書(住民票の写し・戸籍謄抄本・印鑑登録証明書・市税証明書等)の申請受付および発行業務
· 証明書発行手数料徴収業務
· 住民情報等端末入力業務
· フロアマネージャー業務(各種申請案内・記載説明等)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大阪維新の会・橋下効果は、役所内自動販売機の缶コーヒー一つにも表れているわけだが、その大阪維新の会・府議から柏原市長に当選してしまった中野隆司政権では、もうすぐ1期目の4年間が終わろうとしているのに、維新の効果は何一つ表れていない。むしろ維新とは真逆の市政運営に突っ走っているだけである。
市は、行財政改革の一つとして職員の総数を減らし、給与も下げているというが、年間の人件費の総額は逆に増加していることが、現在開会中の本会議の議員質問で判明した。
その原因は何か??? おそらくこの「まち」の議員たちは、この摩訶不思議な現象を検証も追及もする気はないだろうが、人件費増額の理由は簡単である。市長と一体となって職員の人事政策の全権を握る政策推進部と自治労柏原市職員労働組合による、次長兼課長職などの兼々役職のバラマキと、それによる給与の嵩上げである。
それと必要も無いのに二人の副市長を置いていることも原因の一つである。この「まち」に二人も副市長は要らない。市長とのトロイカ体制で市民の血税が喰い潰されているだけである
ほかにも安易な嘱託職員とアルバイト職員の雇用を重ね、正規職員の数と合わせた総職員の数が、1500人をも超す膨大な数のマンモス組織となっているからである。その全ての実権を握っているのが、総務部から人事課を奪った市長直下の政策推進部である。職員たちの人事政策部と言った方がいいのかもしれない。
こういう内向きの市政運営では、「まち」の財政・市民の血税が喰い潰され、市政が腐って行くのも当然である!!!