昨日(1月7日)のブログで、柏原市・岡本市長の3選出馬か不出馬の表明が無いことについて記事にしたが、本日の新聞(朝刊)で、『岡本・柏原市長 3選不出馬へ』の記事が掲載されている。正式表明は明日(9日)ということであるが、やはり「巳年は政変が起こる」という歴史の流れは当たっているようである。
ただし、当市の場合は今後の市政の流れを見なければ、そのその評価を簡単に下すことはできないであろう。市長の顔が変わっても、中身が変わらなければ、この柏原市政に明るい展望は見えない。
結局、あまりにも汚されすぎた腐蝕の市政を残したまま、現市長は3選不出馬となったわけである。この間、柏原市では、独裁と私怨、そして利権にまみれた政治が続いている。また議員の中には一期目の当選人失格の事実をひた隠しにしたまま4年間という任期中、議員の報酬をもらい続けたり、明確な根拠がないまま特定の業者に利益を与え続けたり、ほかにも数々の疑惑の案件がある。現在、百条委員会が調査中の案件がいまだ解決の糸口を見ないまま、最重要人物の市長が市政の場から去るなど、あとに残された課題は山ほど転がっている。次の市政には、これらの難題の数々を一つずつ片付けていただき、今年こそが、本当の意味での腐蝕政治からの脱皮の年となるよう、次期市長に期待をするしかない。
9日の岡本市長の3選不出馬正式表明に伴い、柏原市では、市長選挙、市議補選(1名)、それに現職府議の辞職に伴う補選(柏原市選挙区・被選挙数1名)の3つの選挙が、2月10日(日)の同日投開票として実施されるということである。
まだ各立候補者の正式表明は無いが、今回ばかりは、よくよくその人物の政治理念なり、本当に市民のための仕事をしてくれる政治家であるかどうかをしっかりと見極め、一人ひとりがしっかりと考えて、貴重な一票を投じなければならないと思う。
なお、現在の腐蝕の市政が残すこととなる数々の不透明と疑惑の案件については、引き続き当ブロクで、その検証結果を公開していく予定である。
柏原市政の不透明と疑惑は、まだまだ続く!!追記~選挙雑感大阪維新の会/府議・中野隆司氏が、公職選挙法が禁止する年賀状を有権者に出していたことが判明。中野氏は2月の柏原市長選出馬を表明していることから、選挙の事前運動の疑いも持たれている。本人は「謹賀新年」と書いているが新年の府政報告と主張していると言うも、そんな常識は世間ではとおるまい。6年間、毎年7~800枚出しているとのこと。(VOICE 1月4日より)
柏原市では昨年も、岡本市長が同様の公職選挙法違反で話題になっているが、いつまで経っても学習のできない人物たちには、ただただあきれるしかない。これで柏原市政は大丈夫なのか!?
今年は「巳年」、脱皮の年、そして選挙の年でもある。 間もなく3つの選挙が控えているが、本当に市民のために仕事をしてくれる人物を、市民が選び、市民が育てる年でもある。
今年こそ、柏原市の再生と復活を目指した、ほんとうの意味での改革・革新の市政が生まれることを願うばかりである。