大阪維新の会・中野市政の行方柏原市:行政組織図(政策推進部を抜粋)
上記組織図を拡大したもの
広報かしわら8月号に掲載された市役所組織変更の案内
上記は、中野市長が打ち出した行政改革(?) の一つとして、人事部門を政策の対象とした組織変更後の行政組織図である。この内容は広報かしわら8月号にも掲載され、平成25年8月1日からこの体制で、腐蝕柏原城の市政が運営をされていることになる。
この組織変更での
一番の疑問は、人事課を人事政策の目玉として、総務部から市長直轄の政策推進部に異動させていることである。これを見る限り柏原市の行政は、中野市長とこの市長直轄の政策推進部が職員たちの人事権の一切を握り、良くも悪くも市長の思惑のままこの「まち」の政治を動かして行こうという狙いが見えてくる。
こんなことをやれば、たとえば前政権の噓吐き市長が独裁と横暴でデタラメ行政を進め、数々の不透明と疑惑を残してしまったように、この政策推進部が進める行政運営がとんでもない間違いの方向に進んでしまった場合でも、
誰一人として意見を挙げる者はおらず、また何のブレーキもかからないまま、例の報酬・補助金行政で政治に疎い市民や団体を利用しながら、ますますこの「まち」の政治を腐らせていくばかりであろう。組織の中は、
兼々役職という餌で給与嵩上げの恩恵を受ける職員たちが、
市長におもね、市長直轄の政策推進部におもねる。市民の側は市長から委嘱状をありがたくいただく(?)行政協力委員たち(区長会114名)が市長におもね、ほかにも数々の委員会や協議会に選んでもらった数百人規模の市長派市民が市長におもね、行政(お上)におもねる。そして我々市民・有権者を代表する立場にあるはずの
議員たちは政治家としての理念を忘れて市長におもね、区長会におもねる(今年9月の市議選挙を前に、目の前の一票欲しさに市長側や市の職員組合、そして行政協力委員・区長会の圧力に屈し、おもね、実に無様な形で百条委員会を解散してしまった議会を思い出すが)・・・・・。
こういう状態で半世紀もこの「まち」に根づく歪んだ仕組みの村政治は、
ますます市民・有権者の市政に対する無関心を好都合に市民の側には本当の情報を与えず、どこまでも一部の者だけが得をする体制づくりをしているようにしか見えない。
腐蝕市政とデタラメ行政の「まち」柏原は、大阪維新の会・中野隆司市長の誕生でますますその政治がおかしな方向に進んでいるようである。官、民問わず、組織の人事権の一切を一つの部署が握ってしまえば、そこにはかならず
情実や猟官の作用ばかりがはびこりその組織は腐っていくことになる。残念ながら柏原市政の現状はそういう状況に嵌ったまま、今年も腐蝕市政とデタラメ行政の泥沼から脱皮をできずに終わりそうである。・・・腐蝕・柏原城の闇はどこまでも深い!!