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腐蝕の柏原城を暴く!!!/このプログは議会傍聴や入手資料等の証拠に基づく悪党一派の悪事と不透明かつ疑惑案件等の検証記事(ほぼノンフィクション)である。若干の私見は入るが全て事実に基づくものである。/ (代表:中山雅貴)
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決算特別委員会の形骸化は委員長ポストに連続6年間も同じ人物が座っているから!?/腐蝕柏原城の
…決算特別委員会から視えるもの

この6年間連続ポストを許す議会の体質そのものが、決して市民のためには機能をしない体たらく議会の象徴でもあり、腐蝕市政とデタラメ行政を支える要因の一つになっているものと思われる。(私見)

O 柏原市決算特別委員会会議録
決算特別委員会の形骸化は委員長ポストに連続6年間も同じ人物が座っているから!?/腐蝕柏原城の_b0253941_21135673.jpg

先ブログの(その1)では、腐蝕柏原城にはびこる兼々役職の実態を採り上げたが、今回から、決算特別委員会会議録の中から視える議員たちの決算審査に対する審査能力を検証してみよう。それぞれの議員たちの能力が非常によく分かるので、ブログ読者の皆様は、次の選挙の際の投票に大いに参考にできるはずである。

なおこの会議録の検証には、当方の私見をがんがん盛り込んでいくが、その検証記事に対する意見、批判、抗議などに対しては、すべてに対応をさせていただくつもりである。無視するのも一つの方法であろうが、できればガンガンと、遠慮なくご意見なりをぶつけていただきたい。

すべては腐蝕の柏原城、デタラメ行政の実態を明らかにし、市民のため、そして「まち」のために、少しでもまともな政治が行われることを願っての検証記事である。こういう手法にいろいろと批判があるかも知れないが、その目的とするところは我々市民・有権者を代表する議員たちと一緒のはずである。

というわけで先の展開はまったく視えないが、初めての決算特別委員会会議録の中身に対する検証のスタートである。この中にはまだ問題が片付いていない疑惑まみれの竜田古道の里山公園問題も出てくる。この問題は当方が現在提出をしている監査請求の案件でもあり、そのへんは、この決算委員会での質問・審査の内容を、大いに参考にさせていただきたいと思っている。

(その2)
平成25年11月柏原市決算特別委員会-11月12日-01号 会議録(全188ページ)から視えるもの。/会議録の内容は、原則、全文を掲載していく予定である。当方の検証と私見の部分は緑太文字で表す。

なお今回の決算特別委員会の審査対象は、『平成24年度各会計決算並びにその財政健全化』についてである。 

(P.1~4は、先ブログ(その1)に書いた兼々役職の実態である。)
P.5 △開会 午前10時01分

P.5 O 中野広也委員長
O 中野広也委員長 皆さんおはようございます。ただいまから決算特別委員会を開会いたします。
 あいさつ

中野議員は平成21年度から平成26年度現在までの6年間、毎年、決算特別委員会の委員長をしているが、平成20年度以前の委員長は、1年間、若しくは2年間の短期交代となっていた。

決算特別委員会は委員会の中でも一番重要な委員会であり、その委員長ポストを、長年、同じ人物が占めることは、委員会のマンネリ化、形骸化をまねき、ひいては議員たちの政治家としての成長を阻害し、議会も機能をしなくなる。現に今回の委員会でも、委員長の司会進行にそういう兆候が表れている。


P.6 ◎ 中野市長
◎ 中野市長 あいさつ

P.6 O中野広也委員長
O 中野広也委員長 それでは、審査に入ります前に、大変、今回もこの決算委員会開催に当たりましてたくさんの委員の皆さん方、決算に臨んでいただいておりますので、もう本当に座っていただく席も手狭になっております。ひとつよろしくお願いを申し上げたいと思います。

それでは、裏野榮士代表監査委員から平成24年度決算審査並びに財政健全化審査の報告を受けたいと思います。

P.6 ◎ 裏野監査委員
◎ 裏野監査委員 おはようございます。ただいま委員長からご指名がありましたので、私のほうから平成24年度各会計決算並びに財政健全化審査結果についてご報告申し上げます。

まず、審査の対象といたしましては、1、平成24年度柏原市一般会計並びに特別会計といたしましては国民健康保険事業会計の事業勘定、同施設勘定堅上診療所並びに公共下水道事業会計、介護保険事業会計及び後期高齢者医療事業会計のそれぞれの歳入歳出決算及び基金運用状況審査であります。これらの審査の期間は、平成25年7月1日から8月6日までの間に実施いたしました。

また、平成24年度公営企業会計の市立柏原病院事業会計及び水道事業会計の決算であります。審査の期間は、平成25年6月24日から7月31日までの間に各審査を実施いたしました。

次に、平成24年度柏原市財政健全化に係る審査であります。審査の期間につきましては、平成25年7月1日から8月6日までの間に実施いたしました。

審査に当たりましたのは、堅木監査委員と私であります。審査の方法といたしましては、各会計等の決算書、事務事業評価表並びに財政健全化比率の算定の基礎となる附属書類について審査いたしますとともに、必要に応じて関係者の説明を聴取するなどにより実施いたしました。

それでは、審査結果についてご報告申し上げます。
各会計等並びに財政健全化比率の細部にわたる意見につきましては、先般配付いたしました決算審査意見書並びに財政健全化審査意見書に記述しておりますが、審査に付されました各会計等の決算並びに財政健全化に係る書類については、いずれも計数的に正確であり、法令で定める書類その他の諸書類等も整備されておりました。また、予算執行状況におきましては、市議会から附帯決議が付加されている事項について留意すべき必要があるものの、全般的に適切に処理されていると認められました。

以上のとおり、平成24年度各会計決算並びに財政健全化に関する審査結果について申し述べ、ご報告を終わります。ありがとうございました。

裏野監査委員は平成25年6月から代表監査委員に就任しているので、今回の監査対象となる平成24年度については主に計数的な監査になっても仕方のないことかも知れない。もう1名は議員から選出の堅木監査委員(H25.9月まで)である。柏原市の場合2名の監査委員となっている。

P.7 O中野広也委員長
O 中野広也委員長 代表監査委員の報告は終わりました。
これより順次審査に入りたいと思います。よろしいか。

初めに、委員長からお願いを申し上げたいと思います。委員の皆さん方には、今回の決算審査に当たりまして、初めての委員さんも5名いらっしゃいます。決算審査というのは予算に基づいて執行されたその中身について審査するわけでございますので、できるだけ、事業内容を聞くとかいうことにならないようにひとつ心がけて対応していただきたいと、そのように思いますので、委員の皆さん方にはご協力をよろしくお願い申し上げたいと、そのように思いますのでお願いいたします。

最初に、認定第1号 平成24年度柏原市一般会計歳入歳出決算の認定についてから入りたいと思います。歳出から目別に審査を行います。

決算書の72ページをお開き願います。
款1議会費 項1議会費 目1議会費。(なし)
74ページ、款2総務費 項1総務管理費 目1一般管理費。

ここで早速、決算委員会を形骸化させようという中野委員長の発言(棒線の部分)

決算審査というのは予算に基づいて執行されたその中身について審査するわけでございますので、できるだけ、事業内容を聞くとかいうことにならないようにひとつ心がけて対応していただきたい

が出て来ている。


O 予算について執行されたその中身について審査をする
ということと、

O できるだけ事業内容を聞くとかいうことにならないようにひとつ心がけて対応していただきたい
とは、いったいどういうことなのだろうか??

きっとこの委員長は、予算が執行された事業の項目とその執行額の計数的なものの照らし合わせが決算審査であるということを言いたいのだろうが、それは大間違いである。

決算書の中の計数的なもの、数値は、その中身が嘘であろうと、不正があろうと、最終的な決算額の数値を合致させて作成しているのが決算書の類である。

数値の照らし合わせをしても、市がよほどドジを踏まない限り、1円の単位まで数値は合わせてあるから、それを委員(議員)たちがのんきに眺めて「ああ、数値は合っていますね。」では、決算特別委員会などは無い方がましである。

個々の事業内容とその事業内容の評価、その事業に対する予算の執行とその決算などを、関連の部署から資料集めをしたり、過去数年を遡る決算書と照らし合わせたり、事業内容と決算額を細かく照合したりするなどの必要があり、その単年度の決算書を呑気に眺めているだけでは、決算書の数値は原則合わせてあるから何も見抜けないのである。

もちろん各部署を尋ねて、決算に関する質問と答弁の内容を事前に擦り合わせることなど決してあってはならないことである。そういう議員の質問と市側の答弁は、定例会の議事録や委員会の会議録の発言記録を見ればすぐに分かるので、いずれそういうところの検証はブログの別ページで公開をしていきたい。

話を元に戻すが、計数的な数値が合っているかいないかで決算委員会を済ましてしまうから、柏原市の場合、毎年のように不透明な公金の支出や疑惑まみれの市制運営がまかり通るのである。当方が決算書の中身を見る限り、そこにはびっくりするほどの数で、監査請求の対象となる怪しい項目がごろごろと転がっている。まさに監査請求の宝庫である。

特にあの嘘吐き市長の2期8年間は、よくもまあこんなデタラメな決算がまかり通ってきたものだと、それこそ開いた口が塞がらないでいる。

決算特別委員会委員長という重要ポストに、「できるだけ事業内容を聞くとかいうことにならないようにひとつ心がけて対応していただきたい」と、とんでもない発言で委員会に釘を刺すような人物が6年間も座り続けることは大きな問題である。それでは委員会の形骸化は進んでも、議会の改革や成長は望めない。もちろん新人議員たちの成長も望めないであろう。


以下は、次回に掲載。

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まだ3月議会の議事録を公開しない柏原市議会
なぜ公開をしない?  何か公開できない理由でもあるのか!?

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by rebirth-jp | 2014-06-09 21:38 | O決算特別委員会から視えるもの
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