教育委員会を使った転売・売却見え見えの議案と分かっていながら、市長の悪策・愚策・あるいは市長選挙絡みの疑惑の案件に賛成する議員たちの氏名が、平成28年12月22日の第4回定例会最終日(本会議採決日)で判明する。
腐蝕の柏原城
城主は大阪維新の会
・中野隆司市長
・松井久尚副市長(元政策推進部長)
・奥田隆一副市長(元にぎわい都市創造部長(政策推進部から分割)
・自治労柏原市職員労働組合・悪政の根源柏原市行政協力委員兼区長会
・二元代表制の機能を失った議会・機能不全の監査委員
市民・有権者の側は
維新とは名ばかりのゴテゴテのむら型政治に走る
保身党・自分党議員たちに
騙されてはいけない
このままでは市民の血税が喰い潰されるだである
破たん寸前という財政危機の中、突然出て来たこのとんでも議案に関しては、例の悪政の根源「柏原市行政協力委員(区長)たち」が、今度もまた利用されているようである。この半世紀、こういう姑息な手法で市民の血税が喰い潰されているのである。
利用された行政協力委員(区長)たちはこの議案が可決され、たとえ市がジェィテクト社宅跡地の取得を実現したとしても、この議案に謳われた教育委員会の計画・希望が実現することなど、ほとんど可能性が低いことを知らないはずである。中野市長の就任以来、教育委員会は教育界出身の無能市長の手先として利用されている感しかないが…。
この議案は、中野隆司市長がこの委員会ではっきりと答弁したように、いずれ方針転換で民間(例えば不動産会社)に売却されるはずである、と誰もが案じているはずである。はっきりとした計画・理念があれば、そんないい加減な言質は出ない。まあこの言質が本音と言うことは、どの議員も想像が付いていると思う。でなければアホ議員である。
先日(H28.12.13)開催の総務文教委員会の傍聴、あるいは市議会がネットで配信する生映像を視聴していれば、市民・有権者の方々も上記のことがはっきりとわかるはずであるが、残念ながら、市民の無関心が続くこの「まち」では、体たらく議員たちの何でもかんでも可決で、毎年、膨大な額の市民の血税が喰い潰され、まちの財政が既に破たん状態にあることさえも、その認識が薄いようである。
この財政危機という非常事態の現実は、当然、3人の行政トップ(市長と二人の副市長)や17人の議員たちが、一番良く分かっている。 にもかかわらず、一部の党・会派議員を除いたほかの13、14名の議員たちは、今回もまた、市長や二人の副市長らの思惑が見え見えの土地取得(3億数千万円)のに賛成をしたのである。案件は明らかに来年2月の市長選挙絡みである。ほんとうに学ばない連中である。土地はしばらく塩漬けのまま、いずれ一派の思惑のまま、民に売却されるはずである。
この委員会での、まったく整合性の無い市長の説明や答弁、二人の副市長や教育委員会の説明を聞き、端から賛成ありきの質問をしている議員たちにはあきれるばかりある。市民や「まち」のためには何の役にも立たず、保身のことしか頭に無い自分党議員たちのあまりにも見苦しい質問ぶりを、そのまま市民・有権者が観ていたら、おそらく口あんぐりの状態であきれかえるはずである。
特に大阪維新議員や自民党議員の端から賛成方針(ありき)の見苦しい質問には反吐がでるほどである。わざわざ市長と副市長の口から「大丈夫」という答えを引き出すために、この議案を実行に移しても「大丈夫ですか」という質問をしてあげ、市長と副市長からの「大丈夫」という言葉を聞いて、『大丈夫ですという言葉を聞いたので議案に賛成します』などと言っていた議員も居たが、こういう議員はまったく市民の代表者たる資格無しである。いったい誰の目を気にして、どこを向いて仕事をしているのか(実際は市民のための仕事などほとんどしていない!?)知らないが、ただの市長配下の議会就職議員でしかないと言っていいだろう。
それにしてもあの嘘吐き・デタラメ政権の禅譲で現在の大阪維新の会・中野隆司市長が誕生して以来、中野市長本人もこの委員会で指摘していたように、柏原市教育委員会の勇み足が続いているようである。とは言っても、すべては現中野政権の間違った舵取りが、そういう現状を招いているのだろうが・・・