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政務活動費でコピー機をリースし 庁舎3階の 議員控室(会派の部屋)で 商売目的の名刺を印刷販売した疑いが発覚したことで 本人は否定するも突然の議員辞職をした 元/大阪維新の会・山本修広議員の 政務活動費問題は 柏原市議会にとっても市民・有権者の側にとっても 各党・会派の 政務活動費支出の実態を再認識するいいきっかけである
ちなみに政務活動費の不正受給・不正支出は 刑法に抵触する犯罪である 今回の柏原市議の場合 当該本人は 詐欺若しくは横領罪・虚偽公文書作成罪・同行行使罪 私文書偽造罪 さらには会派が一体となって隠ぺい工作をすれば 当該本人以外の議員は 証拠隠滅罪に抵触する可能性もある
疑惑を否定したまま、いくらかの金銭を返還すれば それで解決という問題ではない ましてや政治家の場合は そういう逃げ方をしてまた政治の場に戻るということは 許されないはずである
この事件は政治絡みでやむなく発生した事件ではなく 個人あるいは会派が故意に起こした犯罪である ドロボーには政治家の資格は無い
住民監査請求をするには、まずは関係する行政文書について開示請求を求め、事件に関係する証拠資料となる行政文書を入手する必要がある。可能な限りの開示請求を行い(行政側の業務を妨害するような悪意の乱発請求はいけないが)、できる限り数多くの証拠資料を手元に入手しなければ、情報開示に抵抗する行政側の壁を乗り越えることはできない。
これについては、開示請求や住民監査請求に対する市長(行政)の側の誤った考え方が大きく影響をしていると思われる。おそらく隠している都合の悪い部分を暴かれる、責任を追及されるという恐怖とアレルギー反応が、行政側の誤った対応となっているようである。
本来、開示請求や住民監査請求は、住民の側からすると、疑問に思える点や疑惑、事件に関して、市長に正しい対応を求めて請求するものである。監査委員に精査をしてもらい、市政を正す、誤って支出してしまった公金や騙し取られた公金は取り戻すという、市民の側と共通の目的があるはずである。
市長は市民有権者の代表であるから、先頭に立ってこの開示請求や住民監査請求に協力すべき立場にあるはずだが、それができないのは自らが不正をやっていることを認めているようなものである。
これらに対して、何故か市長や監査委員は、請求のほとんどを却下や棄却という回答で抵抗してくる。黒でも白と言い張ってくる。そこで住民訴訟に移行するわけだが、ここからは市民の側が、如何に事前に証拠資料となる文書を入手しているかで、勝訴になるか敗訴になるかが決まってしまうことになる。
行政事件の場合、自身の体験や他の判例等から見る限り、必ずしも正義が勝つとは限らない。悪事の方が判決で勝訴することも頻繁にある。それは何故か、証拠資料の有無と、あとは弁護士の力の差である。裁判官は原告側が正しいと思っていても、証拠不足や弁護士の力量の無さで、被告の勝訴を認めざるを得ないというわけである。
それとこの世の中で、一番、ウソ吐きで、あらゆる手段で保身に走る体質を持っているのが政治家や役人たちであることを認識せず、相変わらずの性善説で、行政トップ(首長)は悪いことをしないという安直な思考が前提にある。司法村に正義を求める場合、まずはその壁を乗り越えることに原告の誰もが相当の苦労をしている。
中には原告側の代理人弁護士でさえも、そういう行政側に対する性善説の思考を前提に訴訟に入ることがあるから、被告と争う前には、まずは原告自身の弁護人を第一の壁と思って訴訟を進める方が、勝訴に向けた一番の近道なのかもしれない。その方が原告人と弁護人の結束も強くなるはずである、と思う。
ロクに証拠集めもしないまま、弁護士に頼めば、あとは弁護士がやってくれると思っている原告人も居るが、それでは勝てるはずの裁判も負けてしまうことになる。 弁護士の先生方は、いつも多くの案件を抱えており、余程の熱心な弁護士でもない限り、原告のための証拠集めなどはしてくれないことを知っておくべきである。
その結果、手元にある不十分な証拠資料で裁判に臨んでも、結局は、多くの証拠資料を手元に隠している被告(行政)の側に負けてしまうことになる。このへんについては長くなるので、また別の機会に、詳細に持論をまとめてみたいと思う。
話を元に戻すが、開示請求で交付を受ける文書に関しては、紙1枚に10円の費用が掛かる。事案の内容によっては、何百円、何千円、場合によれば万単位の費用が掛かってしまう。そしてこの開示請求に対しては、ほとんどの役所(行政組織)が抵抗してくるのが常である。開かれた情報公開を謳う首長も居るが、それは大抵がウソである。
それを考えれば、東京都の小池知事が進めている東京大改革では、まずは自らが情報を公開しながら、頭の黒いネズミたちを表に引きずり出しているから、いまのところ都民の共感と支持率は相当高いところにあるようである。ある意味、たいしたものであるが、考えてみれば当然のことを小池都知事はやってくれているわけである。
こうやって、かつの橋下知事(市長)や現在の小池都知事みたいな人物が行政組織のトップに座れば、それまでに隠されていた情報公開はもちろん、組織の改革なども、大きく進むきっかけとなる。維新という名をかざして『維新』のふりをしている候補者や政治家たちにロクな人物はいないことは誰もが周知の事実となっている。とにかくロクでもない政治家が多過ぎる。
さて柏原市政の場合であるが、市長の情報公開に対する取り組み姿勢については、あまりにも都合の悪い案件を抱えすぎているのか、徐々に黒塗りなどによる情報隠しが多くなってきた感がある。
後々の文書不開示に対する不服申し立ての審査請求で開示をすることになる案件も、とりあえずは黒塗りで抵抗してくるわけである。そして審査請求でもすれば、ここには市長が委嘱をした審査委員会が5人ほど居て、かれらは1日、日当2万円ほどの報酬をもらいながら、市長寄りの意見、答申を出してくるというわけである。たいがいが市長御用の委員会というわけである。
これに不服があれば、今度は柏原市を被告とした処分取消しの訴えを訴訟として起こすことになる。訴訟の費用は原告住民の自腹である。弁護士の費用も自腹である。ここまでくれば、ほとんどの市民は、そんなこと自腹でやってられるかと、投げ出して終わりというわけである。 これこそが市長や行政側の狙いである。こうして日本の政治や、身近な「まち」の政治が腐っていくというわけである。
こんなある意味バカげたことを市民にさせないために、議会や監査委員という機関が存在しているわけだが、柏原市の場合、というよりも多くの自治体のここがまったく機能をしていないのである。これは罰則でも設けない限り、決して改善されることはないだろう。
今回の柏原市議の事件は、たまたまいい機会であるから、これに対する住民監査請求や住民訴訟、あるいは刑事告発への流れの第一歩となる「行政文書の開示請求」を、市や議会の対応も含めて、その経緯や過程を、可能な限りの公開をしながら、今回発覚した政務活動費の不正使用問題に斬り込んでみたいと思う。(ちなみに刑事告発の場合は、自分で入手する証拠資料の紙代以外は、一切、費用は掛からない。)
聞くところによれば、今回発覚した政務活動費の不正使用問題の当事者議員は、辞職表明の後、すぐに、次の9月の市議選出馬の挨拶回りをしていると聞く。実にふざけた奴である、実にふざけた会派である。
柏原市はとは、こんな「まち」なのかもしれない。柏原市議会とはこんな程度なのかもしれない。市民・有権者としてはほんとうに恥ずかしい限りである。
どこまでやれるかわからないが、市政始まって以来の大疑獄事件に関しては3つの住民訴訟を起こしており、またさらに案件が増えて行く可能性もあるが、柏原市政の闇に足を突っ込んだ以上、これらの裁判が終わるまでは、嫌でも最後までとことんやり切るしかないと覚悟をしている。
本件事件については、まずは関係する行政文書の開示請求からである。開示請求のあて先は柏原市長である。
(下記文書を近日中に提出予定) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
柏原市情報公開条例第4条の規定により、次のとおり行政文書の開示を請求します。
注 1 請求する行政文書の件名又は内容は、できるだけ具体的に記入してください。 2 写しの交付を希望される場合は、写しの作成費用が請求者の負担となります。また、写しの郵送を希望される場合は、郵送料も必要となります。
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| 2017-01-31 00:11
| ◇政務活動費/維新・新風かしわらが隠ぺい
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市民の血税を喰い潰すタカリ集団…、選挙目的で公金をバラまくムラ市長…、柏原市区長会制度(山西システム)にしがみ付くムラモンスター一派…、ムラしがらみにまみれた腐蝕の柏原城を根城にする悪党一派を叩き潰さなければ、このまちに未来は無い!!!
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