出て来ているのは本人の怪しい言い訳だけである
この疑惑の事件に関しては、当時の会派「新風かしわら」が、会派一体となって疑惑隠しに走った形跡がある。
当時の会派「新風かしわら」に所属していた議員は、
O 山本修広議員/「新風かしわら」~「無会期」~「大阪維新の会」
O 冨宅正弘議員/「新風かしわら」~「大阪維新の会」~「無会派」
O 山口由華議員/「新風かしわら」~「無会派」
の3名である。
疑惑発覚をテレビや新聞で報道され、一時、議会は「百条委員会」の設置を検討するとしていたが、案の定、いつものとおりふにゃふにゃで終わったのか!?
当の本人(辞職をした山本修広議員)は辞職をするやいなや、もうその足で、今年9月の市議選挙に出馬のあいさつ回りをしているという情報が、何人かの市民から寄せられている。
政務活動費でリースした印刷機で商売目的の名刺を印刷・販売していたという疑惑は、まだ何も解明されず、その疑いは残ったままである。本人は否定している。
そんな状況でもう半年後の市議選出馬のあいさつ回りとは、にわかに信じがたい話であるが、もしそれが事実であれば、よほど市民・有権者を舐めているということである。案件は完全に犯罪であるということが、まったく理解できていないようである。
こういう案件は、辞職をすればそれで済むという問題ではない。このままではこの事件もまた、市民が事実を解明し、ケリを付けなければならないようである。そうでもしなければ、またこういうトンデモ議員が生まれてしまうことになる。
下記掲載は、他市(堺市)の場合であるが、本人が真実を語らない疑惑の案件については、こうやって、ちゃんとした形で、けじめを付けておくべきである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(朝日新聞記事から)
堺市議への告訴状、大阪府警が受理 政務活動費問題
2016年2月10日01時09分
広告
inRead invented by Teads
大阪維新の会の小林由佳・堺市議(38)の不適切な政務活動費の支出をめぐり、同市の竹山修身市長が詐欺などの疑いで大阪府警に告訴状を出した問題で、府警が8日付で告訴を受理し、捜査に乗り出すことが市や捜査関係者への取材でわかった。
小林市議をめぐっては、「政策ビラの印刷・配布代金」として政務活動費を支出しているのにビラが配られていないなどと訴え、市民が住民監査請求。市は昨年10~11月、監査委員の勧告を受け、2011~14年度に計約1051万円の不適切な支出があったとして小林市議に返還を求めた。
小林市議はうち政策ビラ印刷・配布代(約285万円)や携帯電話代(約10万円)などの計約416万円は「支出を証明できない」として返還。残りは市に異議を申し立てた。
竹山市長は告訴内容について「政策ビラなど広報広聴費に関するもの」と説明し、詳細を明らかにしていない。小林市議は9日、「告訴の詳細が分からずコメントしようがないが、政務活動費を詐取した事実は全くない。捜査には協力する」と話した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・